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     DAUM NANCY

         ドーム・ナンシー

ドーム兄弟家の父であるジャン・ドームは、1878年にフランスのナンシー近郊のガラス工房を借金の一部として引き継ぎ、彼の息子オーギュスト、その後に、弟のアントニンが彼に加わり、彼らのビジネスと創造的なスキルで工場は発展しました。その会社はもともと時計ガラス、窓ガラス、そして酒屋のためのガラス製品を専門としていましたが、彼らは食器に分岐し、1889年のパリ展覧会で彼らのデザインのいくつかを展示しました。彼らがこの展覧会で見たエミールガレの素晴らしい植物モチーフのハイクオリティな芸術作品に感動し、影響を受けました。この展覧会こそが、アールヌーヴォーの始まりでした。その後格調の高い美術作品の生産をはじめ、数多くのガラス工芸家、美術家が導入され、その協力によってドーム工場は色被せガラスにカメオ細工の花文や風景文の美術ガラス製品をヴィトリフィカシオン、サンドウイッチ・グラスなど、高度なドーム独自の技法で創り出し、素晴らしいパート・ド・ヴェールアマルリック・ワルターアンリ・ベルジェと製作し、1904年エミール・ガレの死後、ドーム兄弟は、アール・ヌーヴォーのガラス工芸のリーダーになりました。その後、1925年のアールデコ博覧会でレジョンドヌールコマンドゥール勲章を受賞し、有限会社化して工場も拡大。1935年には透明クリスタル製品をノルマンディー号に納め、その後、戦争、不景気を乗り越え、1962年に株式会社に。1968年に新しいパート・ド・ヴェール技法を復活させるなど、その後も常に時代の流れに沿って常に時代に乗り続けサルバドール・ダリとの共同制作等アーティストとのコラボレーションを生み出し続け、1982年には最後のDAUM一族のピエール・ド・シェリジーから企業買収され、"DAUM"としてアーティスティックな高級ガラスメーカであり続けています。

DUCAL デュカル

1885〜90's


ドームの特徴的なシャーリング形状のガラスのDUCALは、ドームの一番オーセンティックな形のグラスです。"DUCAL”は、公爵のという意味で、 ドームの波打ったようなグラスの煌めきは時代の温かみを感じられてとても良いです。

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GILT EDGE  金縁

1890's~


" DUCAL"と、ほぼ同じような、シャーリング形状の波打つガラスに金彩のグラスです。
DAMONのグラスも、このグラスを使用しているものが多いです。
思いの外、軽くこれぞアンティークという味わいのあるグラスです。
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DAMON ダモン

1890~


1890年代、ドーム社は"LOUIS DAMON"ルイ・ダモンの高級グラスウエアの下請けをしていました。(グラス本体をドームが制作するという意味)それ以外のデザイン、装飾はダモンによるものです。いわゆる、コラボレートです。ダモンのグラスは底にDAMONと入ってるものが多いのですが、無いものもあります。同じシリーズのピッチャーやデカンタにのみ、入っている場合もあります。
 
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E.LACHENAL エドモンド・ラシュナル

1895


 
これも、コラボレーションの一つ、EDMOND LACHENAL エドモンド・ラシュナルは、フランスの陶芸家でこの宿り木のグラスはとても人気のあるものです。グラス制作はドーム作、デザイン等はラシュナルです。 宿り木は名前の通り、木に寄生する植物ですが、ヨーロッパではとても神聖でパワーを持つ植物とされており、魔除けとして玄関に吊るされたり、他にも多数の言い伝えがあるロマンティックな植物です。
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キム KIM

1950'~


ドームが、クリスタル製品に力を入れていた時代の代表作の一つがこの"KIM" このグラスは、千筋紋がエッチングされていて、どこか日本的に見えます。 フット部分の岩や氷のようなデザインは一個づつ、違いがあります。
 
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