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     EMILE GALLE

         エミール・ガレ

エミール・ガレは、ガラス、陶磁器の卸売業者の父シャルルガレと鏡製造業者の娘ライネメールの長男として1846年に誕生した。素晴らしいロレーヌ地方の自然に恵まれた土地で育ち、植物のスケッチに楽しむ日々を過ごし学業を終えた後、1870年頃より陶器、ガラス、家具を手がけ始め1878年パリ万博に出品した「月光色」のガラスが注目され、パリ万国博覧会で金賞を受賞。その頃パリでは日本の美術工芸品が輸入され、徐々に日本美術に触発された多くの美術家たちが作品を作り始めた。これがジャポニスムの始まりであり、その流れの中で、森林高等学校に留学していた日本人学者の高島得三という後の日本画家、高島北海と出会い、日本美術の四季の季節感、花鳥山水、などの表現は幼少の頃から慣れ親しんだ自然への回帰を促し、自然、人間への思いをあらゆる技術を駆使して表現した詩的を創り出し、1889年のパリ万博では、自社製のパヴィリオンで大量の作品を展示し、ガラス部門でグランプリ、陶器部門で金メダル、家具部門で銀賞を受賞し、装飾工芸家として国際的な評価を得て、更に1900年のパリ万博で大量の作品を展示し再度グランプリを受賞してその地位確立。その後、白血病により1904年に死後、ガレに影響されたドーム兄弟、ミューラー兄弟、その他大勢のナンシー派の作家たちにより、植物などの自然をモチーフとした左右非対称の有機的曲線をその造形の特徴とするアール・ヌーヴォー”Art Nouveau”と呼ばれる国際的な芸術運動に発展しました。
 
 
第一期工房作品(1874~1904)
エミールガレが製作した作品。
エミールガレが指導して、少量生産した作品
 
第二期工房作品(1904~1914)
 
エミールガレの死後、友人の画家、彫刻家のヴィクトール・プルーヴェが運営して、多少量産した作品
 
第三期工房作品(1918~1931)
娘婿のポール・ペルトリーゼのが運営して、風景、草花のモチーフの明るい彩色のカメオグラス作品、果物や動物をレリーフ状に吹き出した作品。

Verre Cannelé Côtelé 

円錐、畝織(うねおり)

第1期工房 1894


エミール・ガレ1894年製作の円錐形のボウル部分にタイヤのようなフット部分のグラス。
色々なパターンで製作されました。ガレのナンシー美術館コレクションの本に多数載っています。サインは底面にアーティスティックなサインが多いです。

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Verre applications 

アプリカシオン

第1期工房 1890's~


 
アプリカシオンとは、ガラス素地が暖かいうちに、その表面に溶けたガラスの小塊をつけて色々な形に熔着する装飾を施す技法の一つ。このグラスは基本形で、には、エナメル彩でイニシャルを施したものが多数載っています。
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Verre Torsade 

螺旋状の撚り合せ

第1期工房 1890'~


螺旋状の撚り合わせガラスです。光に当たるととても綺麗です。金彩のコンディションも良いです。 1900'頃のグラスです。グラスのグリーンは当時に流行したウラニウムを配合したもので、ブラックライトを当てると鮮やかな緑に光ります。
 
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émaillé

エナメル彩色 

第1期工房 1890's


 初期のガレの作品はエナメル彩色が多く、ガレのデッサンした植物文様、ロココ模様、オリエンタル柄など様々ですが、自然をテーマにしたものが多いです。ガレは主にデザイン担当なので、実際に彩色をガレが施したものか、どうかは、特定できませんが、一般的にガレのオリジナルとされています。
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