LALIQUE
ラリック
”Lalique ”ラリックと言えば、19世紀末のアールヌーヴォー様式の時代にに金細工師、宝飾デザイナーとして活躍し、1900年のパリ万国博覧会で一世風靡した後、時代がアールデコ様式に移るのと同じ時期にガラス工芸家に転身。またもや大成功。1925年のパリ 現代装飾美術・産業美術展は、まるでラリックの展覧会のような成功を収めた人物、RENE LALIQUE (1860~1945) ルネ・ラリック のことを指しますが、その後を継いだ息子の MARC LALIQUE (1900~1977) マーク・ラリック1945年〜も、新たな優れたデザインで数々の名品を残し、姪の Marie-Claude Lalique(1936-2003)マリー=クロード・ラリック 1977年〜1996年も、アートディレクターとして優れた作品があります。1994年には、家族より売却され、現在のラリックグループに至ります。

NIPPON ニッポン
Rene Lalique 1930's
”NIPPON”は、その名の通り、日本のこと。水玉模様のつぶつぶデザインのグラスです。ラリックのグラスにこのような名前が選ばれた事に、19世紀末のジャポニズムの影響力の大きさが伺えます。
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Pouilly プイィ
Rene Lalique 1931's
魚のデザインのPouillyは、デザインとは何の関係もなく、フランスのブルゴーニュ地方の町の名前です。白ワインの名前にもあります。
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