ST-LOUIS
サン・ルイ
1586年にロレーヌ地方にあったガラス工場を1767年にルイ15世が買取り、サンルイ王立ガラス工房が誕生しました。その後、1780年代にフランスでは最初の高品質なクリスタルガラスの発明で、王立カガクアカデミーから”サンル王立クリスタル工房”という名を与えられ、からさらに事業を拡大してゆき、優秀な職人を各国から集め、フランスのクリスタルガラスの最高峰ブランドとしてその地位を確立しました。現在ではエルメス・グループの傘下で、クリスタルガラスのラグジュアリーなブランドとして君臨しています。

MEXICO メキシコ
1900~1930's
”NIPPON”は、その名の通り、日本のこと。水玉模様のつぶつぶデザインのグラスです。ラリックのグラスにこのような名前が選ばれた事に、19世紀末のジャポニズムの影響力の大きさが伺えます。
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MICADO ミカド
1900~1930's
この様なRococoロココ模様と呼ばれる18世紀、ルイ15世の時代に流行した優雅な曲線と左右不対象の貝殻をモチーフとした装飾様式のグラスはサンルイにはいくつかありますが、これが一番メジャーな模様。モデル名はミカド(日本の天皇の別称、帝、御門)です。
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ANVERS アンヴェール
1910~30's
グラスのシェイプもデザインも当時にしてはとてもスタイリッシュなこのグラスはANVER。ベルギーの都市、アントワープのフランス語読み。ステムのカットも全て計算され尽くしたスノビッシュなデザインです。
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